3種類のフォーマット - 英文履歴書フォーマット
英文履歴書には、代表的な3つのフォーマットが存在します。
1. Chronological(年代順)
2. Functional(役割別)
3. Combined(混合型)
「1. Chronological(年代順)」は最もよく使われる定番スタイルで、これを使ってまず間違いありません。最近の経歴から始まり、古い経歴が一番下にくるように、逆年代順に記述します(正式には、Reverse Chronologicalと言います)。採用者側にとっても慣れ親しんだ、読みやすいフォーマットと言えます。これまでに勤めた企業名を強調することもできます(特に著名な企業出身者の場合)。ただし、同じ職種(例えば経理やマーケティングなど)への転職を考えているものの、他業界の企業(製造業から金融業など)を目指す場合は、「職種」を強調させたい場合も考えられます。その場合は、「企業名」より先に「職種」を強調して書きます。
1. Chronological(年代順)のサンプル

「2. Functional(役割別)」は、役割や能力別に経歴を書く方法で、場合によっては便利なフォーマットです。経験した時期や場所とは無関係に、例えば「Management」や「Sales Skill」などの項目ごとに、これまでの経験や実績を書きます。一貫性の無い種々の職種を経験している場合や、フリーランスの場合、応募ポジションとは違った経験を積んできた場合(キャリアチェンジを考えている場合)などに使われます。役割や能力を中心にアピールすることで、これまでの経歴を応募ポジションに通用する内容に翻訳することができます。しかしながら、保守的な読み手には嫌われるフォーマットです。何かを隠そうとするため、このフォーマットを使っているのではと思われるからです。場合によっては、Functional Resumeで書かれているだけで、選考から漏れてしまう危険性さえあります。経歴に一貫性があり、今回も自然な流れで同種のポジションに応募する場合は、迷わず「1. Chronological(年代順)」を選択するのが賢明です。
2. Functional(役割別)のサンプル

「3. Combined(混合型)」は、「1. Chronological(年代順)」と「2. Functional(役割別)」を組み合わせたフォーマットです。両フォーマットのメリットを組み合わせることができますが、内容が重複することが考えられるので、省スペースで効率的に書くことが難しいです。このフォーマットが使われるのは、主に有名企業に勤めている人が、キャリアチェンジを考えている場合です。例えば、有名コンサルティング会社に勤める金融担当のコンサルタントが、外資系金融企業に転職する場合などです。「1. Chronological(年代順)」のように企業名を強調しつつ、「2. Functional(役割別)」のように応募先ポジションに合わせた経歴に翻訳することができます。
3. Combined(混合型)のサンプル

また主にイギリスで使われるCV(Curriculum Vitae)というフォーマットも存在します。これはアメリカで主に使われる英文履歴書とはまったく違った伝統的なフォーマットです。英文履歴書が簡潔さを重視する一方、CVはすべての経歴や個人プロファイルを含む完全さが重視される「伝記」のようなフォーマットです。アメリカでは、民間企業ではほとんど使われず、公共機関や研究機関などの特殊なケースにのみ使用されます。CVについて詳しく知るためには、CVについて書かれた参考書籍を読むのが近道です。「参考書籍の徹底比較」の章に、それぞれの参考書籍がCVについてどれだけ書かれているかを一覧で表示しました。また、CvTips.comにCVの詳しい書き方やサンプルがあります。
おすすめテンプレート、サンプル
マイクロソフト・オフィスのページで、「Chronological」「Functional」「CV(Curriculum Vitae)」のフォーマットに関するWordのテンプレートを取得することができます。
→ Microsoft Office Online 英文履歴書のテンプレート集
アメリカのAll Aboutには、英文履歴書のサンプルが充実しているので、各フォーマットのサンプルをチェックすることができます。
→ All About 英文履歴書のサンプル集
→ All About 英文履歴書のテンプレート集
→ All About CVのサンプル集
(更新日: 2007年01月01日)
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