いつごろ辞めることができますか? - 面接対策
「いつから仕事を始めることができますか?」「会社を辞めるのにどれぐらいかかりますか?」という内容の質問は、面接で必ずと言ってよいほど聞かれます。内定が決まってから確認すればよい気もしますが、一次面接でも頻繁に聞かれます。この質問に対して、「やめるのに最低2ヶ月は必要です」とか「10月1日から仕事を始めることができます」のようにシンプルに答えることも可能です。通常はそれで済む話ですが、この質問に対してもっと戦略的に対応したほうがよい場合があります。それは、自己アピールに使うとができるという理由からです。面接では、好印象を与えるために、「なるべく早く会社を辞めて、はやく仕事を始めたい」と答えたくなりがちです。何も答えを準備していかなければ、このような回答になってしまうのではないでしょうか。でもこれでは、自己アピールにはなりません。自己アピールとしての効果をあげるためには、逆に「辞めるのに時間がかかる」ことをアピールすべきです。
私が転職活動していたときに、とにかくすぐに人材が欲しいという企業がありました。でも、どうしても有給休暇を長めに消化して長期休暇を取りたいという目標があったので、「引継ぎなどがあるから」と色々理由をつけてすぐに仕事は始められないことを伝えました。すると、これが逆に良い効果を出して、引継ぎが大変なほど仕事をこなしていると思われたのです。引継ぎが大変であるということは、責任のある仕事をしていた証拠です。どんな会社でも、今の会社で活躍していない社員よりも、辞めたら会社が困るような重要な社員が欲しいはずです。そのため、自分が辞めると今の会社がどれだけ困るのかを伝えることができれば、大きなアピールにつながります。よく聞かれる質問だからこそ、回答を事前に準備して、チャンスとして生かしたいところです。
また、内定時に決めた入社予定日より実際の入社日を数週間遅らせることは、何か大きな理由が無い限り大丈夫なはずです。入社したばかりで仕事を学ぶまでにかかる1、2ヶ月間は、責任のある仕事をどうせ任せることができません。求人は企業があるポジションに人材が欲しいと思ったタイミングに行うので、数ヶ月遅れるなどの場合は問題になりますが、数週間から1ヶ月程度であれば、気に入った候補者を断ることはありません。でも、後で引き伸ばすより、最初から長めの引継ぎ期間を要求しておくほうが印象は良いはずです。逆に、すでに前職を退職してから転職活動をしている場合は、いつからでも入社できる姿勢を見せるほうが印象がよいと思います。
(更新日: 2007年11月02日)
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